毎週火曜日は、凄まじいハードワークを強いられている。私の一週間は、火曜日を中心にして進行している。
8:40~10:10 桐朋短大・音楽専攻「身体表現法」
10:20~11:50 桐朋短大・演劇専攻「日本演劇史(現代)」
昼食をとらずに、調布から川越へ移動。(約1時間40分)
14:40~16:10 尚美学園大・総合政策学部「文章表現法」
16:20~17:50 もう一つのクラスで同じく「文章表現法」
1日に4コマ、計6時間立ちっぱなしである。私は芝居の人間であるからして、6時間大声を張り上げるのは平気なのだが、立ちっぱなしは腰にくる(肉体労働とはまた違った疲労のしかたである)。しかも、実技・演劇史・文章指導と、それぞれやることが異なる。とりわけ演劇史の準備が大変で、いつも1~2時間程度しか睡眠はとれない状態で1日が始まるのである。4コマ終わると、体力的にも精神的にも限界である。30代の体力があるからできることで、10年後に同じことはできないだろうな。
今日気がついたのは、大学生は、こちらが全力投球で臨まなければ、ついてきてはくれないということ。これが高校生や予備校生なら、モチベーションが高いので、むしろこちらが受け身でいる余地を作っておく必要があるのだが、大学生は逆である。鬱陶しいくらいのアプローチをかけなければ、彼らの意欲を引き出すことは難しい。まさに、地獄の火曜日である。