昨日、作曲家・作詞家の桜井順先生に、劇作家の佐々木治己氏に同行してもらい、インタビューをおこなってきました。桜井順先生は、『マリリン・モンロー・ノー・リターン』、『バージン・ブルース』、『黒の舟唄』といった、作家・野坂昭如氏の歌の数々を作ってこられた方です。このインタビューは、普通劇場パフォーマンス『じぱんぐ零年』の、当日パンフレットに全文を掲載します。非常に贅沢なおまけであります。それにしても、『じぱんぐ零年』と、桜井順先生と、どういう関係あるのか? これは本番のお楽しみとしておきましょう。
桜井順先生は、単に野坂昭如氏の歌を作ったというだけではなく、野坂昭如を稀代のトリックスターに仕立て上げた、舞台裏に隠れた仕掛け人だったのですね。国民服姿の野坂氏が米俵をかついて、原宿の街を闊歩するハプニングを撮影したポスターは、なぜお蔵入りしてしまったのか? JASRACの資産をかすめとった悪人を成敗すべく結成された、永六輔・野坂昭如・小林亜星による「世直しトリオ」は、いったいどんな戦いを展開したのか? 作家・野坂昭如の原点とは何か? 戦後のテレビ界の生き証人による、諧謔精神あふれる、愉快なエピソードが満載のインタビューです。システムの内側で戦うとはこういうことなのですね。小1時間のインタビューではありましたが、大先達から多くのことを教わった気がいたします。実に知的で、遊び心に富んだジェントルマンでいらっしゃいました。
桜井順先生はブログをお持ちで、旺盛に執筆しておられます。タイトルがふるっています。ウンコ通信(U-MAIL)ときたもんだ。
http://brain-jack.asablo.jp/blog/
このインタビュー、当分は、当日パンフレットより他には公開しませんので、読んでみたい方は、年末の忘年会の合間、12月27~29日に、普通劇場パフォーマンス『じぱんぐ零年』にお越し下さい! 公演詳細、チケット予約につきましては『じぱんぐ零年』ウェブサイトをご覧下さい。大岡に直接メールいただいても大丈夫です(大岡淳 ooka@ja2.so-net.ne.jp)。よろしくお願いいたします!
普通劇場『じぱんぐ零年』 http://www.zipangu-zero.com/