第54回静岡県芸術祭 ふじのくに芸術祭2014
学生アートフェスティバル ギャラリーセッション
「新しい社会のために、アートに何ができる?!」


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かつてアートは、商売というより運動だった、と爺ちゃんは言った。「運動?」「ああ、世の中を変えるために、みんなで力を合わせて働きかける。その方法のひとつがアートだったんじゃ。」「でも作家が作品を創造するのは孤独な行為だろ?」「そりゃそうじゃ。だがな、仲間同士、お互いの作品を批評したり、次に何を作るべきかを議論したりしていると、皆がふと、同じ方向に顔を向けることがある。それが運動じゃ。」「でも……でも、それは東京の話だろ?」「いや、こんな田舎にも、運動はあった。このオイボレも、その運動に参加した一人だったんじゃ。」 それを聞いて僕は、爺ちゃんにこう尋ねたかった――「新しい社会のために、アートに何ができる?!」

ふじのくに芸術祭2014の企画である、静岡県内の高校生・専門学校生・大学生の作品を展示する「学生アートフェスティバル」(12月17日〔水〕から21日〔日〕まで、静岡県立美術館県民ギャラリー)の関連イベントとして、ギャラリーセッション「新しい社会のために、アートに何ができる?!」を開催します。次世代のアート活動はどうあるべきか、そのヒントを探しに来て下さい。
 
 
●日時
2014年12月20日(土) 13:30~16:30
静岡県立美術館 講堂
入場無料・予約不要
 
 
●プログラム
13:30 MASCOTによる映像上映
13:45 シンポジウム「新しい社会のために、アートに何ができる?!」
15:30 ギャラリートーク(学生アートフェスティバル各校代表による解説と鑑賞)
 
 
●オープニング映像提供:MASCOT
静岡文化芸術大学デザイン学部の古田祐司研究室が主催する先端映像研究グループ。
CGからモーショングラフィックス、コマ撮り、手描きアニメまで、先鋭な時代感覚に基づいた新しい映像表現をめざす。学部と大学院の学生を中心に映像制作に従事する卒業生、非常勤講師などで構成。コマーシャリズムの影響から自由な地平で、テクノロジーの中に潜む未知の可能性を純度の高い形式で表現する<過激なアマチュアイズム>を標榜する。
 
 
●シンポジウム・パネリスト
白川 昌生(しらかわ よしお) 美術作家
1948年、福岡県生まれ。国立デュッセルドルフ美術大学卒業(マイスター)。群馬県立女子大学、前橋工科大学等の講師を勤める。主な著書には、『日本のダダ 1920-1970』(編著、書肆風の薔薇/水声社、1988/2005年)、『美術、市場、地域通貨をめぐって』(2001年)、『美術・マイノリティ・実践』(2005年)、『美術・記憶・生』(2007年)、『フィールド・キャラバン計画へ――白川昌生2000-2007』(共著、2007年)、『美術館・動物園・精神科施設』(2010年、いずれも水声社)等がある。
 
柚木 康裕(ゆのき やすひろ) オルタナティブスペース・スノドカフェ代表
1965年、静岡県生まれ。
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウでアートの実践的知識を学ぶ。2012年静岡発の芸術批評誌「DARA DA MONDE」(だらだもんで)を創刊。2014年2月静岡県立美術館関連事業として美術展「静岡の系譜」を企画運営。現在静岡大学アートマネジメント力育成事業で企画された展覧会「めぐるりアート静岡」講師を勤める。様々な人が交流する「場」作りを通して、地域から発信するアートの支援活動を行っている。
 
持塚 三樹(もちづか みき) 画家・彫刻家
1974年、静岡県生まれ。
個展
2012-13 Sun Day(ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡)
2014 Quadrangle (Misako & Rosen, 東京)
主なグループ展
2008 ニュートーキョーコンテンポラリーズ(新丸の内ビルディング7F/東京)
2008 Stripe, Dots and Skulls In Assorted Shapes, Colors and Sizes(Soka Art Center Tainan/台湾)
2010 作家のアトリエ(ベルナール・ビュフェ美術館/静岡)
2012「日独交流150周年静岡・ブレーメン国際交流プロジェクトDECWAS」(ブレーメン/ドイツ)
2014絵画の在りか(東京オペラシティアートギャラリー/東京)
 
川谷 承子(かわたに しょうこ) 静岡県立美術館 上席学芸員
1971年、香川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。主な専門分野は、日本の現代美術。2004年より静岡県立美術館の学芸員として、2008年に「風景ルルル」展、2010年に「小谷元彦展」、2013年に「グループ『幻触』と石子順造」展などを担当している。近年は、静岡の他の文化施設と連携した活動を積極的に仕掛け、「むすびじゅつ」、「めぐるりアート静岡」に関わっている。
 
 
●司会
大岡 淳(おおおか じゅん) 演出家・劇作家・批評家
1970年、兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、ふじのくに芸術祭企画委員、はままつ演劇・人形劇フェスティバルコーディネーター、静岡文化芸術大学非常勤講師を務める。静岡県内のみならず、岡山、鳥取、大分、山口、東京等でも活躍し、地域の文化芸術活動を向上させる様々な提言と実践に取り組んでいる。
 
 
●会場:静岡県立美術館 講堂
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
○JR「草薙駅」から静鉄バス「県立美術館行き」で約6分(料金100円・20~30分間隔)
○JR「静岡駅」北口から静鉄バスで約30分
○JR「静岡駅」南口から静鉄バスで約20分
○静鉄「県立美術館前駅」から徒歩約15分、または静鉄バスで約3分
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/access/
 
 
●お問い合わせ:静岡県文化政策課/静岡県文化協会
TEL 054-221-2254 FAX 054-221-2827

 
 
●主催:静岡県、静岡県文化協会、静岡県教育委員会

●後援:朝日新聞静岡総局、産経新聞社静岡支局、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、日本経済新聞社静岡支局、毎日新聞静岡支局、読売新聞静岡支局、共同通信社静岡支局、時事通信社静岡総局、NHK静岡放送局、テレビ静岡、静岡朝日テレビ、静岡第一テレビ、K-mix