大岡淳の夜の人文学


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2014年9月、七間町にグランドオープンした文化発信基地・スノドカフェで、映画を切り口に、縦横無尽にヒートアップする、唯一無二の人文学! 今宵、カゲキで深〜い文化論に乾杯ッ!

ということで、『大岡淳の夜の人文学』と題しまして、新しくオープンしたカフェ&バー「スノドカフェ七間町」で、3回連続のトークイベントをおこないます。静岡を代表する文化人である柚木康裕さんにお誘いいただきました。

企画者であるライターの西川泰功さんと話し合い、七間町は、今でこそ静岡東宝会館が残るばかりですが、もともとは映画街でしたから、映画を切り口にしたトークを展開することにしました。愛について、悪について、美について、時にシリアスに、時にユーモラスに、語ってみたいと思います。

イメージするところは、「ひとり11PM」です。これで横に松岡きっこがいてくれれば完璧なんですが、いません。残念ながら、お色気はありません。でも、おいしいお酒とお料理が待ってますので、いらして下さい。

 

■2014年9月26日(金)19時〜

<テーマ 愛>
ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』
4年の放浪の後に弟夫婦に再会し、彼らが引き取って育てていた息子に再会したトラヴィス。妻との再会をも望む彼は、砂漠をさまよい、ハイウェイをさすらい、安息の地「パリ、テキサス」にたどりつくことができるのか。カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に輝き、ヴェンダースの名を一躍高めた傑作から、愛すること・愛されることの難しさについて、考えてみましょう。

 

■2014年11月14日(金)19時〜

<テーマ 悪>
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督『ハンナ・アーレント』
第2次大戦中のユダヤ人虐殺に携わった容疑で、1960年にイスラエルに連行された、ナチスの高官アドルフ・アイヒマン。自身ナチスによる迫害から逃れてアメリカに亡命した哲学者ハンナ・アーレントは、世界中の注目を集めるアイヒマン裁判をレポートすべく、イスラエルへ向かう。そこで彼女が見たものとは――。アーレントの提起する「凡庸な悪」について、考えてみましょう。

 

■2015年1月16日(金)19時〜

<テーマ 美>
アッバス・キアロスタミ監督『トスカーナの贋作』
トスカーナの小さな村で出会った、イギリス人男性とフランス人女性。美術作品において、本物と偽物の区別など重要ではないという点で意見の一致を見たふたりは、たまたま入ったカフェの店員から夫婦と間違えられ、そのまま偽物の夫婦を演じることとなり……。明らかに存在すると思えるのに、真贋の区別すらあやふやな代物――美について、考えてみましょう。

 

日程:
2014年9月26日(金)
2014年11月14日(金)
2015年1月16日(金)
各回 19:00〜21:00
会場:スノドカフェ七間町[静岡市葵区七間町7-8]
料金:1,800円(ワンドリンク付き、税込み)
 
ご予約・お問い合わせ
電話 054-260-6173
E-メール info@sndcafe.net
※スノドカフェWEBサイトのお問い合わせフォームもご利用いただけます。
http://www.sndcafe.net/mailform/
 
■プロフィール
大岡淳(おおおか・じゅん)
演出家・劇作家・批評家。1970年、兵庫県西宮市生まれ。SPAC―静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師。演劇、ミュージカル、オペラ、人形劇、コンサートなどを幅広く手がけ、県内外で活躍。主要演出作品に、江戸糸あやつり人形座『マダム・エドワルダ』(作=ジョルジュ・バタイユ)、SPAC『此処か彼方処か、はたまた何処か?』(作=上杉清文・内山豊三郎)など。
 
<企画者よりオススメコメント>
静岡のカルチャーファンで大岡さんを知らない人は、間違いなく、損をしている。スリリングで鋭く、それでいて時に下世話な話芸は、知的好奇心を存分に刺激してくれる。ぜひたくさんの方に大岡さんのトークを楽しんでいただきたくて、この企画を立ち上げた。七間町の夜が、ますます深くなると思う。
西川泰功(ライター、芸術批評誌DARA DA MONDE編集代表)
 
主催:スノドカフェ七間町、芸術批評誌DARA DA MONDE