魔の火曜日


本当に毎週火曜日はヘトヘトである。特に、午後に受け持っている川越の大学の講義は色々な意味できついので、お昼休みに移動するときに気分が暗くなってしまう。もう桐朋を出る頃には顔が暗くなっているようで、桐朋の溌剌としたお嬢さんたちに「先生、川越もがんばって」などと声をかけてもらって、なんとか夕方まで乗り切るという体たらくである。夕暮れどき、畑に囲まれた大学から川越駅まで学バスに揺られる帰り道には、もう午前中の賑わいなど昨日の出来事のような気分である。今日はその「文章表現法」の講義があまりうまくいかなかったので、「どんな生徒が相手でもぶつかっていくんだから、中学や高校の先生は本当に凄いよなあ……」と感慨を深くした。まあ川越については、単に、私にはあまり向いていない仕事を引き受けてしまったというだけなのだが。

そうはいっても、いまどきフリーで仕事があるというだけで、感謝すべきなんだろうけど。