演劇と批評についてのシンポジウムを開催します。


はままつ演劇人形劇フェスティバル2011

シンポジウム

演劇の現在/批評の現在

第1部 現代演劇はどこへ向かうか?

第2部 演劇批評は何をなすべきか?

現在、東京を中心とした演劇シーンは、どう推移しているのでしょうか? 他方、大都市依存から脱却する地方の演劇活動は、時代をリードできるのでしょうか? そして批評は、どのように状況を追っているのでしょうか?

演劇のみならず、文化芸術の潮流をウォッチし、鋭い批評活動を展開している第一線の論客に集まってもらい、ここ浜松で、演劇と批評のこれからを考えます。果たして文化芸術は、「地方の時代」のトップランナーたりうるでしょうか?

演劇に興味がある方、文化芸術に関心のある方、文章を書いてみたい方は、たくさんのヒントが得られるはず。はままつ演劇人形劇フェスティバルの公演を観る前に、演劇についての理解を深め、批評眼を養い、いっしょに頭の準備体操をやりましょう!

●日時 2011年10月8日(土)13:30~17:00(開場13:00)

●会場 アクトシティ浜松コングレスセンター23会議室

●入場無料(予約不要)

■講師

大澤 真幸(社会学者)

柳澤 望(演劇・ダンス批評家)

高橋 宏幸(演劇批評家)

■司会

大岡 淳(演出家・演劇批評家)

【講師プロフィール】

●大澤 真幸(おおさわ・まさち)

1958年長野県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。主な著書に『不可能性の時代』(岩波新書)、『量子の社会哲学』(講談社)、『社会は絶えず夢を見ている』(朝日出版社)、『「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学』(NHK出版)など。『ナショナリズムの由来』(講談社)で毎日出版文化賞受賞。個人誌『大澤真幸THINKING「O」』(左右社)刊行中。

●柳澤 望(やなぎさわ・のぞみ)

1972年長野県生まれ。演劇・ダンス批評。法政大学大学院哲学専攻博士課程単位取得退学。専攻はベルクソン哲学。主な論文に「『笑い』における苦々しいもの-『ゴドーを待ちながら』の悲喜劇性について-」(2004年、法政大学大学院紀要第53号)がある。在学中から、美術手帳、CutIn、劇評サイト・ワンダーランドなどにダンス評、劇評を執筆。00年代には、ダンスの学校PASでダンス批評講座を受け持ったほか、都内の小劇場die pratzeの「ダンスがみたい!」フェスティバル実行委員を務めた。劇作家・岸井大輔のカンパニー、PLAYWORKSを経て、現職は飯田市美術博物館学芸係。

●高橋 宏幸(たかはし・ひろゆき)

1978年岐阜県生まれ。演劇批評。日本近現代演劇研究。日本女子大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。共著に『Theater in Japan』(Theater der Zeit)、論文に「マイノリティの歪な位置」『つかこうへい』(文藝別冊)、「00年代の演劇空間」(『述4-文学10年代』)など。『図書新聞』で演劇批評を連載。演劇批評誌「シアターアーツ」35-42号の編集代表を務めた。

●大岡 淳(おおおか・じゅん)

1970年兵庫県生まれ。演出家・劇作家・批評家・パフォーマー。SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、ふじのくに芸術祭企画委員、はままつ演劇人形劇フェスティバル企画委員、月見の里学遊館舞台芸術アドバイザー、静岡文化芸術大学非常勤講師。SPACでの演出作品にハイナー・ミュラー『大人と子供によるハムレットマシーン』、月見の里学遊館での演出作品にスコット・ジョプリン『トゥリーモニシャ』など。静岡を拠点とし、岡山・鳥取・東京にも活動範囲を広げ、地域から発信するエンタテインメントを探求中。