チャミスルを飲んだ勢いで本音を吐露してみる。


岡山に来ております。今日は素敵な飲み会をセッティングしていただきました。いずれ、この出会いが面白い展開を生むのではないかと期待させられる時間となりました。ビバ岡山。

ところで、地方で、というか静岡で仕事をしていて最近やっとわかったんですが、なまじ東京に近いからかもしれませんけど、静岡の人たちは「文化・芸術のよしあしなんてまるでわからないが、そんなにいいものなら、とっくに東京で売れっ子になっているだろ?」という目で、アーティストを見ているんですね。私自身は、芸能プロダクションだのイベント業者だのが、B級C級テレビ・タレントを起用して、パッケージで地方に売りつけるコンテンツなんてぼったくりもいいところだと思っているんですけど、地方の人たちって「この土地にとどまっている連中は、しょせんそこどまりだ」と考えるんですね。うーん……。嫌らしいですけど、私は生粋の都会人なので、こういう感覚ってピンと来ないんですよね、理解はできますけどね。とすると、私なんかも、わかりやすいサクセス・ストーリーを拵えない限り、遠からず「あいつは都落ちしてこの土地に居ついた」って見られるってことでしょ? 嫌だわあ……。

対するに、ここ岡山の人たちは、よそと比べれば、地元の人材を大切にしている印象があって、ああいいなあと思っちゃいました。パフュームは岡山のお隣の広島が育てたアイドルだそうですが、地元の有為の若者を地域ぐるみで応援するって形は、地方分権の時代に見合っていると思うんですけどね。でもそれって、瀬戸内のように豊かな文化が根付いている地域じゃないと不可能なんでしょうかね。お武家さんが威張っていて、商人が尊敬されない東海道では、まだまだ難しいんですかね……。

ぼんやりそんなことを考えつつ、年末年始はフランスの、ジュヌビリエという郊外の街で過ごします。SPACのお仕事ですけど、それなりに自由時間も確保できそうなので、パリに遊びに行こうと思ってます。新年はエッフェル塔を見ながらカウントダウン、なんて気取ってみたいものです。さらにできれば、ヨーロッパへの足がかりを摑みたいと、心密かに考えてもおります。だって、サクセス・ストーリーが必要?なんでしょ??

でもでも、『のだめカンタービレ』は、千秋が飛行機に乗ってヨーロッパに渡ってから読む気を失いました。あれは、日本という悪い場所(by椹木野衣)でいかにしてクラシック音楽活動を成り立たせるか、というアポリアを抱えているところが面白いので、千秋が飛行機に乗っちゃったら、ただの後進国エリートじゃないですか! ウィーンに掃いて捨てるほどいるような!! 実際、千秋が留学して以降の『のだめ』は、ただの恋愛マンガに堕落したと思いますね!!! 『耳をすませば』、か!!!! イタリアで古楽器でも作ってろって!!!!!

……って叫んだって、なんだかわからないですよねえ。まあ、ともかく、頑張ります。以上、酔っ払って書きましたあ。

参考図書:中島義道『ウィーン愛憎』中公新書(笑)